我々大人たちもかつては子どもでした、ですが記憶というのは曖昧で
大人になってみるとかつての事は忘れてしまうんですよね。

ですので、ついつい子どもは体に不調をきたすとは思わなくなりがちですし、
身体の不調は放っておけば回復するものだと勘違いしてしまうのです。


ですがよく思い出してみると
中学校のクラスメートで腰の痛みに困っていた人はいましたし、
自分自身の身体の不調に困っていた人も少なくは無いと思います。





ハッキリ言ってしまうと大人と子どもの不調の原因に全く差はありません
ですから子どもも大人と同じように肩こり、腰痛、姿勢の歪みは出ます。


ですが、子どもの方が大人より回復力は高く柔軟性も高いので
回復スピードは全然違いますし不調再発までの時間も子どもの方が長いです。

ただ、子どもの回復力にも限度がありますので
回復のスピード以上の負荷を掛けてしまうと
当然のごとく不調につながる訳ですね。

保護者の皆さんはついつい「子どもだから」という理由で
すぐに専門家の相談などをせずに放っておいてしまう場合が多いです、
お気持ちは分かりますがあまりお勧めはできません。

特に気をつけたいのはスポーツ障害で、
治しながら練習するのは非常に難易度が高く
結局怪我が治り切らない状況で練習を続けるうちに
選手の道を断念する子を僕は何度も見ています。

近年は指導者、保護者共に
体調の重要性を考えてくれるようになりましたので
以前に比べて全然良くはなりましたが、
それどもまだまだ認識不足のケースが多々見られます。

「成長痛」や「オスグッド病」などの
言葉は見られるようになりましたが、
言葉のみが一人歩きをしている状況で。
正しく認識できている人は少数ですし、
正しく対処出来ている人はさらに少数です。





気をつけねばならないのはスポーツ障害だけではありません。
お子さんの姿勢の悪さや身体の歪みは以前からありますが、

近年は携帯ゲームやスマートフォンの姿勢への影響が強く
また以前に比べて運動不足のケースが多いので、
姿勢矯正の重要性が上がってきています。


お子さんは自分の不調を自分で気を付けたり
医療機関に自ら足を運ぶ事は出来ません。

どうしても体調管理の主導権は保護さの皆さんにあります。
お子さんの体調管理はいかに悪化する前に気付き
スピーディに対処するかが最重要事項です。

姿勢のチェックにはちょっとしたコツがあります。
これは以前に製作した漫画があるので
そちらをご覧いただけたらと思っています。

漫画の中では骨盤となっていますが
姿勢でもほぼ同じことが言えます。

「骨盤」を「姿勢」に脳内変換してご覧ください。

漫画で見る横山脊椎矯正院25話
骨盤の歪みのメカニズム3　　2016.8.2公開



25話も前回、前々回に引き続きお仕事回です、
「骨盤の歪みのメカニズム」の続きですね。

今作は骨盤の歪みチェックについてのお話ですね
日常生活で比較的簡単に歪んでしまう骨盤ですが
やはり放っておくより

きちんと矯正した方が治りは早いですし
深刻なダメージも出にくくなるものです

今作はそれのチェックをして頂くための漫画です


今回の漫画のテキストを書き出してみましょう

文字に起こしてみるといまいち分かりづらく
そもそも読む気にならないという欠点が有ります

そういう意味では同じ内容をイメージしやすく
出来たのではないかと思っています

ちょっとした生活習慣から来る骨盤の変位ですが
今作が日々の予防に役立ったら嬉しいです



次回は骨盤の歪みのメカニズム4
骨盤の歪みの予防方法です、
引き続きお付き合いください。

以上です、
参考にして頂けるとありがたいです。