背中の痛みは病気（肺疾患、心疾患、腎疾患）が原因の病院での治療が有効な症状とそれ以外の原因が考えられるものが存在します。
中でも原因として多いのが筋肉疲労と骨格の変位が原因の場合です、今回はそれについて触れていきましょう。



筋肉への負荷が原因の背中の痛みの場合、
気を付けたいのは筋力低下や柔軟性の低下です。

誰しも年齢が上がるにしたがって筋力は低下していきます、ですが体重は年齢は関係ありません、重い体重を支えるために筋肉に後負荷がかかるとその負荷が原因で筋肉の柔軟性が徐々に低下していきます。
こうして筋力低下と柔軟性の低下が同時進行で発生して背中の痛みが徐々に強くなっていき突発的な痛み（ギックリ背中等）が発生したり慢性的な痛みが出続けるのです。



骨格の変位や歪みが原因の背中の痛みの場合、
気を付けたいのは正しい姿勢です。

人間の頭部は意外と重く成人の場合5〜6キロほどあります、バランスよく骨格に乗っていれば全く問題のない重さですが、バランスを失って頭部の重さが体の中心軸から離れてしまうと負荷が首、肩、背中、腰に掛り
同じ姿勢での長時間作業はどうしても背中や腰がつらくなってしまいます次項ではそれらの予防方法について触れていきましょう。

1.筋力低下による姿勢の悪化
2.骨格の変位による姿勢の悪化
3.生活習慣による姿勢の悪化

などが挙げられます。


筋力低下による背中の痛みに関しては適切な運動を適度に行うで改善が見込まれます。

ジムや体操教室などのトレーニングがこれに当たります。
そこまでのお時間がない方にとっておすすめなのはやはりストレッチです。
年代の上昇に伴って背中の痛みが出やすい以上、
柔軟性の向上を目的としたストレッチは外せない運動だといえますね、

運動療法は年代が上がるほど効果的ですね。




骨格に関しては専門家に相談した方が効率が良いです。

理由は単純で、どういう変位が起きてるか一般の方には判別がほぼ無理だからです。
プロフェッショナルはこういう時に頼りになります、医療機関、整体、カイロに限らず
信頼のおけるプロに相談してみてください。

すでに調子の悪い人、運動の時間がとりずらい人、生活習慣の改善が難しい人に効果的です。


もちろん専門家に依頼する以外にも方法はあります。

姿勢を悪化する生活習慣は下を向いての筆記作業や読書調理や編み物・針仕事などの家事が一般的でしたが、
最近はそれに加えてポータブルゲーム機の長時間使用、PCでの長時間作業、スマートフォン・タブレット端末の長時間操作が加わっています、とても現代的な理由ですね。

程度の大小はありますが、情報端末が手放せない人(筆者含む)は上手にお付き合いする必要があるのかも知れません。


お付き合いの方法として有効なのが

・端末の長時間操作をやめる
・正しい姿勢を意識する
・程よい運動を間に挟むなどです、

一見簡単そうな項目ばかりですがやるのは意外と難しいですね。上記の3つのお付き合い方法で簡単に改善率を上げられるのが正しい姿勢です。

情報端末を操作するにあたって、正しい姿勢を維持するだけで疲労度は劇的に下がります。端末操作の正しい姿勢の注意点は画面の高さと角度です。